りさいくるinn京都、改め、Wood Life Company十条ファクトリーは、埋立地に捨てられる廃棄物の量が減るように、そして再利用可能な物質からエネルギーを生成できるように、消費者の皆様にも木材や紙を日頃から選んで使用していただきたいと願っています。森林から植林、揺り籠から墓場までではなく、再び資源として再生する仕事です。地域一体が共同で力と知識を合わせて京都、ないし日本、そして地球環境をきれいにしていきましょう。
JUJO FACTORY
リサイクルの中にも、あらゆる方法があります。それらを大きく三つに分けてマテリアル(原料)、サーマル(熱)、そしてケミカル(化学)に分類できます。JUJO Factoryでは産業廃棄物取り扱い業者として以下のリサイクル事業を行っています。
マテリアルリサイクル:解体廃木材から製紙原料や古材利用としてリサイクル。廃プラスチックの再生、さらに今後は廃石膏ボードや塩ビ系プラスチックの再生も新しくスタートします。
サーマルリサイクル:解体廃材のボイラー原料としての再生、またマテリアルリサイクル不可のプラスチックを高炉原料として再生しています。
ケミカルリサイクル:JUJOでは現段階ではケミカルリサイクルをしていません。
廃木材の持ち込み・処理依頼、費用の詳細、ご相談などのお問合せはこちらから
WOOD WASTE
廃木材は新築現場から出る木っ端と古民家などの解体現場からでる木材があります。その中から「綺麗な柱・梁材」、「ボロボロな柱・梁材」、「綺麗な端材」、「ボロボロの端材」に分けられます。
マテリアルリサイクルされるものは製紙原料やパーティクルボードとなり、綺麗な柱は古材再利用としてアップサイクルされます。その他のマテリアルリサイクルに不適合な廃木材はサーマルリサイクルとして火力発電所の燃料材に利用されます。
柱材
剪定枝
端材の破砕現場
スクリーン後のウッドチップ
PLASTIC WASTE
廃プラスチックは綺麗であれば、再生プラスチックの原料としてマテリアルリサイクルされます。中でも塩化ビニール製品は汚れていても、破砕洗浄で綺麗にして塩ビ系再生原料として製造メーカーに送られます。
マテリアルリサイクルに困難な廃プラスチックはRPF(Refuse Paper and Plastic Fuel)という燃料原料となります。
プラゴミの選別現場
廃プラの破砕風景
PLASTER WASTE
廃石膏ボードは通常埋め立てられるのが現状です。しかし、JUJO FABでは廃石膏ボードが新築現場から発生した場合、状態が綺麗な端材なため再生石膏ボードの原料として生まれ変わります。
解体現場からの再生困難なものは、路盤材・土壌改良剤や建材として新たな用途で使用されます。